ヒッチハイクとは「しゃべり続ける事」なのだ!

この一週間は忙しかった。屋久島にも行ってきたし。

今日は朝から久々に島の家で溜まってた仕事をバタバタと片付けた。
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今日の午後からは島の「おくんち」
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今日はいろいろお供え物を作ったりという作業を行い
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明日の朝の白鬚神社へ奉納で終わる。
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「おわったー」(写真は2年前)

さて、、、、

僕は人の車に乗せてもらうと、ちょっと疲れる。

「そんなこと言うならもうお前は乗せん!」と言われたらこまるが(笑)

疲れる理由は、乗ってる間中、なんだかんだと話してばかりいるから。

別に無理して話している訳ではないし、むしろ人と話すのは好きなほうで、好きで話しているし、普段でもよくしゃべるほうなんだが、人の車の中では特にしゃべってしまう。

八智代には「沈黙がこわいっちゃろね」と若干上から目線で診断されるし、まあ、それもないとはいわない。

だが、昨日僕の実家に遊びにいっていた八智代が「これお母さんにどっかにあったから渡しといてっていわれた」と渡された写真をみて思い出した。

それは今から25年くらい前にオーストラリアを1年程旅していた時に撮った一枚だった。

1987年の11月だっただろうか。

アデレードで開催されたF1でロータスに乗るセナや中嶋を見た後(このころから好きだったのねF1)、当初は長距離バスにのって、オーストラリアの大平原ナラボーを越えて西のパースへ向かおうと思っていた僕。

しかし、たまたま宿で仲の良かった連中がヨーロッパのヒッチハイカー達で、「一度ヒッチハイクやってみなよ」と言われ、ヒッチハイクのしやすい場所(町外れのハイウェイ)、車に止まってもらいやすいやり方(指を立てるとかではなく、段ボールとかのボードに行き先を書く)、ヒッチハイカーの約束(その場所に行って他のヒッチハイカーがいたら、そこより数百メートルは先に行って立つ)などなど教えてもらった。

その中の最も重要な事が、「ヒッチハイカーは金がないからヒッチハイクをしているのではなく、みず知らずの人との出会いを楽しむ為にやるのだ。同様に乗せてくれる人達も、決して広くはない車に知らない人をタダで乗せるというのは、旅人の面白い話を聞きたいからだ。だからヒッチハイカーは”うるさい”と言われない限り社内ではエンターテイナーでなくちゃいかんし、好意で乗せてくれた人の横で寝るなんてもってのほかだ」ということ。

そんな話を聞いて「んじゃ俺、早速明日パースに向けてヒッチハイクしてみるわ」

と言ったところ、今度は皆で大反対。「それはよしたほうがいい」

アデレードからパースまでは約2800キロ。

その間、町という町はない。つまりアデレードからパースへ向かう人達は休憩も入れて2日がかりで走り続ける。

100キロとか200キロ先のところまで向かう人であれば目的地、もしくは途中の町まで1、2時間ほど乗せればいいだけなので暇つぶしにいいかもしれないが、ナラボー平原手前の最後の大きな町ポートオーガスタからでは一度乗せたらパースまでずっと一緒。

そんな訳でポートオーガスタまでは行けても、そこから先はなかなか乗れないというのだ。

とはいえ、やってみなきゃわからないでしょうとアデレードを出発。

なかなか車は止まってくれないが、それでも車4台を乗り継いでポートオーガスタへ一日で到着。
車の中ではつたない英語で話しまくり(笑)

そして問題のナラボー越え

前日にスーパーでもらってきた段ボールに大きくパースと書いたボードを持って町外れまで歩いていったいったら、既に先客。「おはよー!」といって200Mくらい先を見たら、そこにも一人。そしてその先にも一人、、、ずーっと見えなくなるくらい向こうまでいるじゃん。どうもスタートが遅すぎたらしい。

ポートオーガスタの町はずれは既に荒野みたいで日差しも強くて、これはとりあえず撤退決定。

泊まっていたキャンプ場に戻り、テントを広げる。

そして翌朝、夜が明けたばかりのキャンプ場を出ていったところ、すでに先客はいるものの、その数数人だったので、彼らからはなれた場所まで歩いて大きな荷物を置いてヒッチハイク開始

アデレードからポートオーガスタまでと比べると、明らかに車の台数が少ない。

おまけにほとんどは止まってくれるはずもない大型トラック

笑顔でボードを出すが、何台も何台も車が行き過ぎお昼となった。

インスタントラーメンでも作るかと思ったが、その時に止まられると大変なんでラーメンの麺にスープの粉を振りかけてボリボリと食べて昼食(笑)

夕方近くになり、今日も撤退かと思いながらボードを出していると、僕の50メートルくらい先で一台の大型トラックが止まった。

故障でもしたのかと見ていたら、ドアがあいて手招きしている。

走っていったところ、人相の悪いサンタクロースみたいな親父が「乗れ!」

「え?」
「パースいきたいんだろ?!」

結局オジサンには翌日夕方のパース到着までのせてもらったばかりか、途中で御飯やビールをおごってもらい、僕は頑張ってそれまでの僕の旅の話や日本の事を話し続けた。

翌日到着したパースのトラックターミナルでは、せめてものお礼にガソリン給油と洗車をして別れた。

僕にとっては一年間のオーストラリア滞在の中でも特に思い出深い出来事だ。


「人の車に乗せてもらったら話し続ける事」


そんな僕のなかでの人によっては迷惑な「礼儀」はそのときついたのかもしれない(笑)。

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途中の休憩中に撮った一枚
by nocorita | 2011-10-08 11:37 | | Comments(1)
Commented by たっとの父さん at 2011-10-10 08:55 x
すげー(^^)/
すげ~すね♪おいらいつもくだらない話ばっかりしてますが、
じっくりまったり外国のお話聞きたくてたまんないんですよ♪
こんどゆっくり聞かせてください(^^)/
美味い飯でも食いながら・・・


2009年春に能古島へ引っ越した僕らの仕事や生活の事


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