トダカケイイチロウの事

僕がまだ飲食店をやっていた頃、うちの店のバイトとして働いてくれていた戸高慶一郎(トダカケイイチロウ)との付き合いも随分長いものになった。

当時写真の専門学校の学生でデタラメだった彼も、カメラマンとしての仕事をはじめ、その後独立を果たし、結婚して子供が生まれ、厳しい競争の中で立派にプロカメラマンとして活躍するようになり、情報誌や料理本などでその名前を見つけることも多くなった。

彼が我が家に遊びに来るときは必ずカメラを持ってきて、毎回すごい数の写真を送ってくれる。
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仲間たちとのイベント飲み会、出産、長男の旅立ち、、、我が家のアルバムには彼の写真があふれている。

素敵な写真をありがとう!

これからも無料でよろしく(笑)

先週末に遊びに来てくれた際の写真の一部。


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# by nocorita | 2014-03-25 12:25 | 島暮らし | Comments(0)

ネッシービールで乾杯!(Loch ness brewery )

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穏やかに晴れた月曜日。

菜の花で道の両側が黄色に染まって鮮やかな島の東側の道(ちょうど二年前の今日も散歩していたみたいw)を万次郎を車に乗せて久保田農園さんへ。この季節は歩いていてもドライブしていても「島に住んでてよかったなあー」と思う最高の季節だ。

アイスキャンデー試作用のブラッドオレンジの果汁を受け取りに行った農園を見回すとこれからがシーズンで撓わに実った甘夏の林の中に、そろそろシーズンオフになるとはいえ、まだまだ沢山のレモンが実っているレモンの木を発見。

このレモンを使って作った「能古島レモンケーキ」は先週末から能古島アイランドパークでの販売を開始。

アイランドパークさんの当初の予想に反して(w)初日の土曜日に完売してしまい、かきいれ時の日曜日にいきなり「在庫なし」という嬉しい誤算だったらしい。良かった!

とはいえ、商売は期間限定の学園祭ではない。

短期的な売上の上がり下がりで一喜一憂することなく、能古島と姪浜の商店が一緒に生み出した商品の第一号として、アイランドパークさんや、のこのしま加工部会、そして商品を製造してくれている岡村屋さんと共に大切に育てていけたらとおもう。

午後からはブラッドオレンジを持って一家揃って柳川の「椛島氷菓」へ。店主である奥さんと母体である杏里ファームの社長の旦那さんといつものように楽しく雑談
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はやいもので2011年2月の開店から今年で4年目に突入する「カバ印の椛島氷菓アイスキャンデー」

毎年右肩上がりの売上ではあることは良いことだし、大事なことではあるが、開業時と変わらず沢山売ることが「目的」ではなく、あくまでも自分たちや周りの人たち、買ってくれる人たちが、心地よくいられるための「手段」ということを忘れないご夫婦のスタンスが良い循環を生んでいるんだろう。

で、突然だが、今夜の晩酌はこちら
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「Loch Ness brewery」の「darkness」

こちらはスコットランドのネス湖の近くの都市インバーネスにあるパブが出しているビールで、ラベルにはネッシーもいるいる!これ日本未発売なのだが、先日のフーデックスの会場でこちらの営業さんと話していたら「もってけよ!」と言われてもらった一本。このダークネスはスタウトなのだが、これ以外にもいろんな種類があり、どれも「ネス湖」にかけて、最後に「ness」が付いた名前(wilderness、lighterness、、、などなど)なのが面白い。

インバーネスは今からもう18年ほど前に一週間ほどネス湖の畔でキャンプしていた時によく買い物に行っていた町だが、こんなブリュワリー知らなかったなあと思っていたら、このブリュワリーは2011年にできた新しい醸造所なんだとか。

いつかまた行くことがあれば是非行ってみたいなあ。
# by nocorita | 2014-03-25 02:06 | 飲料 | Comments(0)

雨の「しこふむフェア」に行って来た

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 しとしとと雨が降る木曜日の博多駅前。「しこふむフェア」が開催された

 せっかくのイベントなんで「晴れたら良かったのになあ〜。だれっすか雨男?」とAさんと中野さんに聞いたらお互いを指差していたんで、あの二人の相乗効果と思う事にした。

 とはいえ、駅ビルの前の大きなガラス製の屋根のおかげでざっと10張あるテントが設置された広場が濡れる事はない。

 今回のイベントは僕も平成24年から講師の一人として参加させていただいている「しこふむ」というプロジェクトの販売研修を兼ねた販売会。

 ちなみに「しこふむ」とは福岡市の東部に位置する福岡県新宮市、古賀市、福津市、宗像市の4市の頭文字をとったもので、この4市と福岡県で構成する「宗像 粕屋北部地域広域連携プロジェクト推進会議」が平成24年から地域資源を活かした商品の販路拡大を目指す「販路拡大プロジェクト」としてスタートしたもの。

 予算の関係もあり、10回前後の様々な全体講習会(商品開発、販売、原価計算などなど)とその後の個別講習という形で、5年ほど関わらせていただいている「九州ちくご元気計画」と比べるとエリアも予算も小さな小さな事業であるが、筑後地域と同じく伝統や技術、そしてなによりやる気と元気を持つ事業者の方々とのやりとりは同じく小さな会社を営む仲間として仕事自体は大変であるもののとても楽しい。
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 農家の若い跡継ぎとして野菜や柑橘の栽培から加工品開発まで考えている岩隈農園の岩隈くん。
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 講習以後も時々コーヒーを飲みながら今後どちらに向かって行くべきか話しながらもなかなか見えてこなくて苦戦中の新宮の「カフェアッシュ」の岩永君とはまだまだ一緒に頭をひねらないといけない。
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 そして初年度から関わらせていただき、現在では個別の契約でお仕事をさせていただいている古賀の「青柳醤油」さんも宗像の「めぐみ鶏卵」さんの隣で出店。

 こちらは「パッケージデザインの提案」や「販路開拓」をしたいという思いで事業に参加されたが、今回の事業上は「販路拡大プロジェクト」ということで「今ある良い商品をもっと売って行く為にデザインを変えたり販促を学んだり」という目的のプロジェクトではあるが、考えるべきは「そもそもこの商品でいいのか?」「この商売のやり方でいいのか?」というもっと根っこのところまで戻って考えるべき場合が青柳醤油さんに限らず非常に多い。

 青柳醤油さんも最初は他社との差別化の為の「たまごかけごはん」のパッケージの魅力的なデザインへの変更や容器の変更という依頼から入ったが、お付き合いの中で見えて来たのは福岡の醤油屋さんのほとんどが抱える事情による「差別化の難しさ」だった。

 実は全国的に見て福岡の醤油屋さんの数は異常に多い。

通常醤油というのはそれぞれの醤油屋さんで大豆を原料に仕込んでいく。その仕込み方や原料、環境等で味が変わり、それが個性となる。

 しかし、福岡の場合は個々での製造をやめ、醤油組合でまとめて醸造した物を各醤油メーカーに運び、そこに甘味料等を添加して最終製品にするという方法をとっている。もちろん「だから劣っている」という訳ではなく、逆に品質管理という点で言うと良いと思うし、この時代に小さな醤油屋さんが多く生き残っているのはこの方法をとった故であるとおもう。

 しかし、「他社との差別化」という点でいうと非常に難しい。だって、元の醤油はみんな同じものだから。

 伝統調味料のブランドのイメージに欠かせない「職人の技」という部分が「醸造」という行程がない事からイメージ的に出しにくい。もちろんあとからの甘味料等の添加という作業はあるが、それを前面に出すことは消費者にとっては必ずしもプラスのイメージにはならない。

 この問題点を頭に置きながら、青柳さんのご夫婦と僕や八智代との雑談を重ね、出て来たのは「同業者との差別化の為には単にデザインを帰るとかではなく、製造工程で時間と手間がかかる作業があり、それがイメージだけでなく実際の商品の味にも添加物では出せない美味しさがいきる商品が必要だ」という結論。

 まあ「言うは易し」であるが、偶然ながら実は僕ら夫婦の中には以前から一つの「欲しい商品」のイメージがあった。

 実は八智代が梅が好きで、以前紀州の「梅製品専門店」で「うめポン酢」を見つけて取り寄せたのだが、ふたを開けてがっかりしたことがある。確かに梅も入っているらしいのだが、特に飲料メーカーの仕事をしているからわかるのかもしれないが、香りが間違いなく「うめ香料」を使っていて、そう、梅ガムみたいな香りで自然ではなかったのだ。その時「ちゃんと梅の香りだけで作ればいいのになあ」と話していたのだ。

 さらにポン酢については、この数年「ちょっと甘みのあるポン酢」が徐々に増えて来ているし、実際甘みがはいることにより、これまでのポン酢とは違った旨味がでる気がするし、そのままサラダとかモズクとかにも三杯酢のような感じで使えるので「あまみのあるポン酢」も作りたかった。

 そんな僕らの「欲しい」をミックスして提案し、そこに青柳醤油さんの醤油屋さんのアイディアを入れて開発が始まったのが「うめポン酢」
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ベースの醤油にアミノ酸等の化学調味料ではなく昆布、鰹をつけ込んで出汁醤油をつくる。美味しい時期の青梅を氷砂糖とともにつけ込んで梅シロップを作る。梅の香りのイメージの一つでもある紫蘇を酢に漬け込んで紫蘇の香りの酢を作る。それらを酸味と甘み、香りのバランスを見ながら何度も試作を作り「手間と時間をかけた商品」が完成した。

「うめポン酢」は「バイヤーズセレクション」の選考において対象商品に選出され2014年のスーパーマーケット&トレードショーで展示され、早速いくつかのお話をいただき、博多駅の地下のショップにも並んでいるのだが、単に一つの商品が生まれたということではなく、福岡で醤油屋さんが生き残って行くためにどんな方向の物つくりをしていくべきかという一例として(もちろんこれがすべてではない)面白い商品になったとおもう。
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ついでに博多阪急さんの地下食品売り場にいってみたら、そこら中に八智代さんのイラストを使っていただいていた。

やっぱりこうやって形になるとうれしいもんだ。感謝〜!












# by nocorita | 2014-03-23 12:35 | 動画 | Comments(0)


2009年春に能古島へ引っ越した僕らの仕事や生活の事


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