能古島に住んでいると時々聞かれるのが「一年でどの季節が良いですか?」ということ。
住んでいる家にもよるとはおもうが、断熱がほとんどされていないわが家の場合、夏はとんでもなく暑いし、冬は恐ろしいほどに寒い。
そんなわけで、選ぶなら春か秋になってしまうが、春ってのはムカデなどの虫も動き出す季節なんで、僕が選ぶなら11月から年末くらいまでの本格的に寒くなるちょっと前の季節だろうか。
虫もいないテラスで上着を着込んでコーヒーを飲んだり
ムカゴを採りながら島を散歩したり
うん、やっぱり初冬がいいなあ。
対して、どの季節が嫌いかと聞かれたら迷わず答える「梅雨時期!」と。
これまた我が家の建っている場所の問題もある程度あるとは思うが、島に住んでいる友人たちと話していると、大体「湿気問題」を抱えている。
2009年春に引っ越してきた時にはとにかくびっくりした。今思い出すと島の湿度をなめていたとしかおもえない。
引っ越してきてしばらくすると、なんかジメジメしてるなあとは思っていたのだが、「水とりゾウさん」でも並べとけばいいだろうくらいに思っていた。
が、梅雨時期になった途端、まず木の床やタンス、靴箱の中の靴などなどカビが生える可能性あるものは全てカビで真っ青w
そして、もしや、、、と二階の洋服入れから取り出した黒い革ジャンは何故か緑色に。
これはイカン!と島の知り合いに話を聞いてみると皆、「梅雨時期は家の中に強力な除湿機を置いて一日中回している」というではないか。
そこで、とりあえずヨドバシへ行き「めちゃめちゃ除湿できるやつちょーだい!」と言って除湿機を買ってきた。
随分前の除湿機なんでもう売っていないようだが、多分
後継機がコレとりあえずスイッチを入れてみたのだが、正面にある現在の湿度を表す液晶には「90%」の文字、、、そりゃカビはえるわw
「どのくらい取れるかわからないけど、今夜寝ている間につけっぱなしで動かしてみようよ」と運転状態でその日は寝ることにした。
ところが朝起きて行ってみると止まっているじゃないか!
故障か?と思ったが、驚いたことに除湿した水をためておくタンクが満杯になって自動停止していたのだった。満杯っていっても、タンクの容量「6,5リットル」(!)ペットボトルの水3本以上の水である。こんなに取れるんだ、、、そりゃ「水とりゾウさん」なんかじゃ駄目だわな。
そして、さらに恐ろしいことに機械に表示されていた「現在の湿度」は90%のまま。
結局その日からほとんどズーッと除湿機を動かしていたのだが、とにかく除湿しても除湿してもどんどん溜まる。6リッターのタンクに溜まった水を一日に2回も3回も捨てるのだ。そこまでやっても湿度計も良くて80%を切るくらい。
まあそれでも除湿機が効いていないかと言われたら全然違う。
除湿機を使う前は室内を歩いていると木の床がペタペタしていたのだが、数日間除湿機を使っているとサラサラになってきた。
そんな訳で今年も我が家の一階では大きくてうるさい除湿機がゴーゴーと音を立てて回っている。
昨日からずーっと雨ということで、今日の表示は、、、、
90%ねw